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対策を知ることが大事

ネット風評監視サービスって知っていますか?

2012年9月24日、滋賀県の大津市議会は9月定例議会の本会議で、インターネット上に書き込まれた誹謗中傷から、被害者を救済する対策をとるよう国に求める意見書を、全会一致で可決しました。

滋賀県大津市といえば、中2男子生徒の自殺問題を巡り、いじめたとされる同級生とは関係がないのに、親族だと名指しする誤情報がネットで氾濫、7月上旬、無関係な60代の男女がネット上で同級生の親族と名指しされ、写真や経歴を書き込まれた。以降、職場や自宅に嫌がらせの電話などが相次ぎ、2人は県警に被害届を提出。8月には兵庫県内の女性が、タレントのデヴィ夫人のブログに顔写真を掲載され、同級生の母親と誤解されたとして、損害賠償などを求める訴訟を起こしています。

いつなんどき、あなたがネット上で誹謗中傷にさらされるかわからないのが現代のネット社会なんですよね。

学校非公式サイト等の監視の現状

また、東京都教育委員会では、インターネット上での誹謗中傷等の書き込み防止として、学校非公式サイト(いわゆる学校裏サイト)等の監視を2009年6月18日から開始しています。

東京都教育委員会が行う学校非公式サイト等の監視は、学校非公式サイト(いわゆる学校裏サイト)等の監視を実施し、不適切な書き込みがあった場合には、緊急性・危険性のレベルに応じた対応を行うもので、東京都内公立学校全校を対象とし、特に、個人が特定されるものや、生命にかかわる内容や誹謗中傷などの不適切な書き込みが多いサイトを毎日監視します。

また、不適切な書き込みについては、その緊急性・危険性のレベルを高・中・低の3段階に分けて対応し、緊急性・危険性の高いものについては、警察への110番通報を行うとともに、当該の都立学校や区市町村教育委員会への緊急連絡を行って、児童・生徒、保護者へ迅速に対応。危険性・緊急性のレベルによらず、サイトの運営者等に対して不適切な書き込みの削除要請も実施、削除の履行確認及び新たな不適切な書き込みの有無の確認等、継続的に監視します。

東京都教育委員会の学校裏サイトの監視では、2012年度に検出された不適切な書込みは、4月が1,285件、5月が1,432件、6月が1,355件などとなっています。

2012年7月から9月までの巡回監視実施校数2,184校のうち、学校非公式サイト等が検出された学校数は496校で、検出された書き込みの件数及び内訳は3,026件。

検出された不適切な書き込みの件数は2,949件で、その内訳は、
違法・犯罪行為 0件、家出 0件、自殺・自傷 5件、自身の個人情報2,103件、他人の個人情報 96件、
誹謗中傷 42件、不適切行為2 703件でした。

このように現代ではすでに子供たちを含む多くの人々や企業が誹謗中傷の危険にさらされているのが現状です。

誹謗中傷のたぐいは、いったんインターネット上に書き込まれると、いつまでもその痕跡が残ったり、その痕跡が残ることで拡散してしまうことがよくあります。書き込まれたことが事実でないとすれば、先の大津市の件のようにとんでもない被害をもたらします。

ネット風評監視サービス」という言葉をご存じでしょうか?

ネット風評監視サービスとは?

主にインターネット上における企業の悪評が拡散したことを確認する目的で提供されるサービスで、インターネットが発展するにつれて、ネット上に広まるものは、その内容が事実であろうとなかろうと、企業にとっても無視の出来ない存在へと成長しています。

東京都教育委員会も学校の裏サイトの監視・削除要請を民間の業者に委託しています。ネットに関する専門的な知識が必要なため、企業の風評のチェックを当該企業に代わり、ネットで監視する、そしてその対策を講じることはもはや当たり前の時代に突入したといえるでしょう。

業績を伸ばすことのみに専心できる時代ではなくなった。それがインターネットの凄みでもあり、怖さでもあるということですね。

当サイトではこれらの誹謗中傷や風評被害について、いろいろな面から考えていきたいと思っています。


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